『2枚目のチケット』
――――――――――――――――役柄―――――――――――――――――
     森田   剛 … 高3。1つ年下の“林檎”っていう彼女がいる。
長野   博 … 大学2年。剛くんのサッカー部の先輩。
     秋本林檎 … またまた林檎の名前を使います。小説の中では高2。剛くんの彼女!
   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
剛:この学校ともお別れか…。
  俺の名前は森田剛。今年高校を卒業してスペインに留学する予定だ。
林:剛!記念写真撮ろうよ!
俺には林檎っていう彼女がいる。1つ年下で1年でバスケのレギュラーをとった。
俺は林檎に留学する事を言ってない。林檎の哀しそうな顔をするのを俺は耐えられないから。

剛:あ…あのさ、林檎。俺、スペインに留学する事にしたんだ。3年間。
林:えっ…
    やっぱり…林檎は寂しい顔をしてる。
    それでも林檎は応援してくれると思ってた。あのいつもの笑顔で。
林:私、そんなの耐えられない!3年も剛と会えないなんて…
剛:ごめん、林檎…。でも俺、サッカーしたいんだ。せっかくのチャンスを逃したく無いよ!林檎には会えなくなるけど…
 林:剛は私と一緒にいたくないんだ。絶対そうに決まってる!     
剛:そんなわけ無いじゃん!!俺は林檎の事大好きだよ!
林:じゃあ…なんで留学するって決めたの?それってサッカーの事しか考えて無いじゃん!
      私の事なんか全然考えてくれないんだ。。サッカーなんて全然楽しく無いじゃん!!    
    林檎はそういう風に思ってたんだ。サッカーの事を…
剛:そこまで言うなら別れてくれ!もうお前なんかといたくない!
林:いいよ。別れようじゃん!
             
    そのまま、俺はスペインに留学した。林檎の事を忘れようとしてるのに林檎の事が頭から離れない。
    林檎はどうしてるんだろう…。
林:はぁ…。
 博:どうしたの?林檎ちゃん、元気無いよ??
林:あっ、、長野先輩。
    長野先輩。みんなから好かれてて、人気があって、サッカー部の元キャプテン。
    剛と本当に仲が良くて…って私は剛の事はもう忘れるの!!
    私はあんなやつ大嫌いだもん! 
博:林檎ちゃん、、剛となんかあったでしょ?
林:えっ…実は、剛がスペインに留学しちゃって…。私とも別れるって。
博:やっぱり…剛はそういう事言ったんだ。今、剛はスペインにはいないよ。
林:どういう事ですか??それ。
博:剛は…。難民を救うためにフランスに行って勉強してるんだ。サッカーってのは嘘。
林:じゃあ…私と別れるっていうのは?? 
  俺、、言葉に詰まった。剛、、その所もきちんと教えて欲しかった…。
  剛?林檎ちゃんは本当に良い人だよ。そんな人を捨てる気か?

博:剛がそんな事言った??でも剛は絶対に林檎ちゃんの事好きだから!!
林:私だって…私だって剛の事大好きだよ!!
 博:そこまで言うんなら大丈夫だよね。
    何が??長野先輩大丈夫かなぁ〜。。なんて思ってた。
    でも頭の中には剛しかない。剛の事しか考えられない。 


博:はい、これ。
林:何ですか?これ…。
博:フランスへのチケットだよ。明日の朝10:37に成田発だから!
林:これ…お金は??
博:そんな事は気にすんな!!じゃあ、、頑張れよ!
    頭の中がぼんやりしてる。チケットも夢みたいだし…。
    10:37か…行ってみようかな。
職員:まもなく、成田発フランス行きの飛行機が離陸します。急いでお乗りください。
    はぁ…はぁ…疲れた。あっ、、もう離陸してるよ。だめかぁ…。
?:林檎!
林:えっ、誰??
?:俺だよ、俺!
林:剛?剛なの?
剛:俺だよ!そんなに疑わしいか??
   俺達は抱きしめあった。3年ぶりの林檎のぬくもり。
   暖かい林檎の手。林檎は変わってなかった…良かった。
   嬉しかった。3年ぶりの剛は少し背も伸びて大人っぽくなってた。
   でもあの時の笑顔は変わってない。優しい剛の笑顔。
 剛:ごめん…林檎。嘘ついてて。長野先輩から全部話は聞いただろ?
林:うん…。私こそごめん。理由も知らないのに勝手に切れて。 
剛:そんな事ないよ。俺が…ちゃんと理由を話さないのが悪いんだよ。
      …って言ってる暇ないんだ!俺、今から行かなきゃいけない所があるんだ。
林:えっ?どこに?
剛:…林檎の実家。
林:それって…えっ…ちょっと待って!!
剛:俺、決めたんだ。今日言わなきゃ後悔するって。
     だから俺、今ここで言うな。………林檎の事大好き!結婚してください!
             
   剛がそんな事考えてくれてるなんて思わなかった。これってプロポーズだよね??
   ついに言った…。林檎、どう思ってるかな。 
林:……分かった。今から私の家に行こう!
剛:俺と結婚してくれるんだよな??
林:もちろん!!私は剛の事が世界で1番好きだよ!!
 
 剛:娘さんと結婚させてください!お願いします。
林檎父:分かった。君はいい人だ。…娘を幸せにしてくれよ!
 林:お父さん…
剛:あ…ありがとうございます!!
剛:ついに結婚か…早い気もするな。
林:あっ、長野先輩どうしてるかな??
博:お久しぶり。剛。林檎ちゃんも。
林:長野先輩…ありがとうございました!!空港で会えたのも先輩のお陰です!
剛:本当に先輩にはお世話になりました!
博:2人とも幸せになってくれよ!そうしないと俺の苦労が水の泡だろ?
剛・林:はい!!
   あとで剛から聞いてわかった。剛は私に心配掛けたくなかったって事を。
    
剛:林檎!行くぞ。
林:はぁ〜い!!
   今、俺達はフランスにいる。長野先輩が取ってくれた2人分のチケット。
   林檎に渡したのはそのチケットだったんだ…
   長野先輩がいなかったら俺達は結婚してないだろう。
   あのチケットにはそう言う思いが込められてたんだ…。
    
林:長野先輩に手紙かこうよ!
剛:うん。
  長野先輩。
     あの時渡してくれたチケットのお陰で私達は結婚できました。
     先輩に感謝してます。ありがとう。
                                               森田 剛 ・ 林檎
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またありきたりのしか書けなかった…。
本当に才能無い、私。。
 林檎を結婚させてみたのは新婚旅行を書いてみたかったからです(苦笑)
手紙とか中途半端でごめんなさい!!         
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